この記録はアメリカで初産を迎えようとしている筆者の経験内容を綴ったものです。
無事にお産が出来れば秋に誕生予定!
今回はまずは第1弾の記事ということで、アメリカでの妊婦検診事情などについて触れていきます。
妊娠したかも!?と思ったら・・・
「赤ちゃんは授かったら生まれるもの」と思っていた概念が大きく変わったのが昨年のこと。色々情報を調べたり、家族・友人・職場関係・自分の経験を通して、“命を授かること”の尊さと、“成長して誕生してくれること”がどれほど奇跡的なことなのかを実感しています。
ですので、まずは命を授かった妊婦さん!おめでとうございます!(^^)!
たまたま授かったのか、念願の思いが叶ったのかはそれぞれですが、妊活をしていて授かったのならより嬉しい出来事ですよね。
アメリカでの初診事情
日本だと妊娠が分かったら数週で産婦人科に行き尿検査や経膣エコーをしてもらえるようですが、アメリカの場合は6週や7週で先生に診てもらっても尿検査のみで終わることが多いようです。
「10週を迎える頃から経膣エコーでの妊娠判定をする流れが通常で、病院によっては13週でないと診てくれないところもある。」と以前お世話になった日本人の先生がおっしゃっていました。
早く結果を知りたい方向けに、そのクリニックでは8週からなら経膣エコーだけならしてくれます。残念ながらその日系クリニックには産科が無いのでずっと検診で通うとなると別病院を探す必要があります。
私は10週で初診に行くことを決めました。口コミや紹介で行くと良いのでしょうが、あいにく知り合いが居ないため自分の健康保険ネットワーク内で通える所を探してレビューや予想費用を見比べて、家の近所の大きい病院系列のクリニックに通うことにしました。
10週で行くと、一通りの検査をしてくれました。その時に「エコーの時期は健康保険アプリには14週って書いてあったんですが、してくれるんですね!」と言ったら、「初診はエコーして心臓の音など確認しているわよ」とおっしゃりました。この病院では8週以降だと必ずしているようです!
ベイエリアの日系病院について
色々と調べていくと、
Mountain Viewにある病院には日本人の産科の先生がいるようです。しかし、予約が埋まりやすく、新規を受け付けていない時期もあるようで私はあきらめました。
Kaiser病院にも日本人の先生がいますが保険の種類が限られるため通えず・・・。
大きい病院だと通訳を付けてもらえることが多いので、「英語がどうしてもダメならそうしよう!」と現地の病院を選びました。日本だとお産する場所をどうするか早めに決めなければならないと思いますが、アメリカの場合はまだ焦らなくてもよい感じでした。ただ、妊婦検診と産む場所は違うことが多いため情報収集は続けました。
初診予約について
電話で予約をしました。まずは以下の2点を確認しました。
・妊娠していると思うと伝える
・新規を受け付けているか(アプリでは新規受付中とあっても、受付していない所があったため)
聞かれたことは、
・名前、生年月日、最終生理開始日、保険、初めての妊娠か経産婦か、アレルギーはあるか、だったと思います。
そして希望の先生の名前を伝えて、予約完了です♪
後日電話があり見覚えのある番号なので出たら、予約日に先生に手術が入ってしまい時間変更が必要になりましたが同日のままで進めることが出来ました。普段は知らない番号からの電話は出ないので、アドレス登録をしておくと便利だなと学びました!
初の妊婦検診
ワクワクというよりも、緊張のドキドキの方が勝っていました。日本の病院でも緊張するのに、アメリカの病院で見事に全部が初めてなので正しく右も左も分からない状態。
初回に備えて、家で問診票の書き方の練習&復習はしてきたので書類に関してはまだ落ち着きがありました。プラス先生を事前に選べたのも良かったです。
先生を選んだポイント
検診後の感想から先に述べると、「先生のことが大好き!」になりました。次回会えることが全く億劫になりません(笑)
ー 選ぶ上で気にしていたこと ー
●自分が英語が第二言語なので、2カ国以上を話せる先生を見つけること
英語オンリーの方よりも、言語の壁に対する理解をしてもらえると勝手に思ってのことです(^-^;
●レビューの☆の数が高い
評価が3.5の先生などは今回は避けて、レビューの感想内容があれば読み、出来るだけ4.0以上の先生を探しました。
●女医で笑顔が優しそうな先生
以前男性の先生にお世話になったことがあり先生自体はよかったのですが、これは私の好みです。男性の先生が良い方ももちろんいらっしゃいます。日本で婦人科に通ったときは女医さんばかりだったので夫とも相談して、今回は女性の先生に頼んでみよう!となりました。
予約時の受付の対応は、時間帯や人によって多少変わると思うのでそこまで気にしませんでした。
当日の検診になってから知ったことですが、先生にはアシスタントが付いています。まずはアシスタントさんが色々としてくれて最後に先生とご対面の流れです!また、採血をする人は別です!
ということで、一度に多いときで、検診時に3人+受付の方と話す機会があります。
ー 担当の先生について ー
お母さんみたいな先生で、明るく親切です。
また親身になって接してくれているように感じます。“スクリーニング検査”の説明を受けた時に「夫と相談し検査は無しで」と伝えると、「受けた方がいいよ~!」とわざわざ駐車場にいる夫の所に出てきてくれ、再度説明をしてくれました。検査内容については後程・・・
クリニックもアットホームな雰囲気でこじんまりとしています。話すスピードはゆっくりでは無いですが比較的聞き取りやすい話し方で、説明量が多いと早口になって注意深く聞かないとメロディーのように流れていきます(^-^;
☆アシスタントさんは若い女性で、とても早口だけど丁寧です!でも話し方が私には滑らかすぎて、よく聞き返しています。
☆血を採取する方は男性でフレンドリーで一番聞き取りやすい英語を話してくれます。
☆受付の方々は、厳しそうな方もいれば、物腰が柔らかそうな方もいて色々です。
肝心のアメリカでの妊婦の初診内容
1.尿検査→体重測定(身長は自己申告でした)→血圧&心拍数測定
2.問診票に沿ってアシスタントさんが色々入力しつつ、アレルギー等について確認
3.先生がこの後やってくることを教えてくれつつ、“Screening Test スクリーニングテスト”を受けるか決めておいてくださいと冊子と書類を受け取る
Screening Testとは?
カリフォルニア州が案内している妊婦向けの検査で、胎児の成長に異常がないかをチェックすることが目的です。
ダウンシンドローム、トリソミー18,トリソミー13、神経発達の異常、腹壁の異常などを見つけるきっかけとなる検査で、この検査をして何か引っかかったらさらに精密検査へと進みます。私たちの場合は保険適用っぽいです!
通っているクリニックで検査を行うのではなく、それ専門のトレーニングを受けた技師さん&先生のところへ検査を受けに行きます。通常は妊娠中2回お世話になります。
で、ダウンシンドロームとかもしあったら、生まれてきてから対応しようか!と検査を拒否しようとした私達に先生は熱弁をしてくれました。「精密検査だから臓器などの細かいところまで診てくれるし、〇〇〇等の異常がなければそれでいいの!親のためでもあるよ~!&保険は適用されることがほとんどだから、気になるなら保険会社聞いてみて!」と諭してくれ、検査を受けることに決定。まだコロナで接触の警戒がされている中、外に出てきてくれた先生に感謝です。
4.Pap smearという、日本でいうところの子宮頸がん検診を行い、エコーで赤ちゃんが居るか&心拍が動いているかを確認。そして予定日もこの時に教えてくれました。
5.最後にBlood test/Blood workで血液採取を行い、6本か7本分採血。この時点で、Screening Test用の採血も済ませます。そして受付で4週間後の第2回検診の予約をして完了!
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]この時は悪阻の真っ最中だったので、炭酸水を終始離さずに隙あらば飲んでやり過ごしていました。検査後はエコー写真でテンションも上がり調子良かったですがすぐにバタンキューしました。[/word_balloon]
以上が、アメリカ・北カリフォルニア・ベイエリアの妊婦記録の第1回についてです(^^)
第2回はScreening Testの実体験について綴ります。
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