「家の中はできるだけきれいにしたい。」
「外からの汚れを持ち込まない。」
「靴で家の中に上がるのは失礼だ。」
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]日本だと当たり前なこの風習がアメリカでは通用しません。[/word_balloon]
近年は様々な文化の影響を受け、人や家庭によって靴を脱いで過ごす家も増えてはいますが“日本のような段差のある玄関”はまだまだ少ないです。
今回は海外で暮らしていて
「ですよね~。」となる
家での土足あるあるを紹介します!
土足で家の中を歩くの?それとも靴を脱ぐのか
結論:個人の自由です☆
アメリカは移民で成長してきた国。靴を脱ぐ習慣のある家庭で育っている人は靴を脱ぐ方を好むし、個人部屋に入る時に脱ぐ習慣のある人はそのようにしています!
●日本の生活スタイル
布団を敷いたり、床のカーペットなどの上に座ったり、こたつにもぐったりして過ごすことが多いですよね♪床に直接触れる機会が多い分、土足で敷居をまたがれるのを嫌がります。現代はダイニングテーブルやソファが主流になっていますが以前は正座して食べたり、畳の部屋でくつろいだりが普通でした。
●アメリカの生活スタイル
床に座ることがほとんどありません。アメリカ人の来客があったときにもカーペットには座らず(座ってみたけど居心地悪そうだった(笑))、椅子やソファを選んで座ってました☆ご飯を食べるときもテレビを見るときも基本は何かに座ったり寝転んだりして床からは離れています。
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]アメリカの玄関マットは”藁を集めた!”みたいなのがよく売られてます。泥がよく取れそう! そして玄関ドアの外側に置いている家が多い☆[/word_balloon]
人を招いた時は靴のことを忘れよう
靴を脱ぐ習慣の家でも関係なく土足であがるときがあります。
その1 フォーマルな集まり
かしこまった集まりや、大人数でのパーティ等を家で開催するときは土足のままでウェルカムすることが多いです。気の知れた仲間との集まりの場合は「靴脱いで入ってね~!」と言えば理解してもらえるし、逆に自分が行くときも同じように「脱いだ方がいい?」とコミュニケーションをとればOK。
その2 工事屋さんなどが来た時
いくら家を土足禁止にしていても、配管工事や電気工事に来てくれた職人さんたちは脱いでくれません。いや、ほんと脱がないですよ(笑)。しかたない☆
●家の火災報知器の点検をしに来た担当者さん
留守中に来る予定だったので置き手紙を大きい字で用意し床に置いていました。“Please take off your shoes. ”と大きく書いたんです。しかし、帰宅後土足チェックするとしっかり靴跡が残っていました。
●家のバルコニーに落ちた太い木の枝を処理しに来てくれた担当者さん
ある日バルコニーの前の木の枝が折れて、メキメキメキ~!と音を立てて落ちてきました。アパートの掃除担当の方が来てくれました。「また靴脱がないんやろうな」と思っていると、とても申し訳なさそうにつま先でバルコニーまで進んでいきました。「脱がないけどちょっと気にしてくれてるのね!」と感じ、夫がバルコニーから玄関までの通り道に広告を敷いて気兼ねなく踏んでもらえるようにしました☆
その3 緊急事態の時
これは日本でも同じかもしれませんが、緊急事態が起こったらそのままで突入!です。
●例えば救急車を呼んだ時。
アメリカでは地区にもよりますが911で呼ぶと消防車が来て、消防士さんの見た目の救急隊員って感じで対応することが多いのですが、隊員3~5名ぐらいが全員土足であがってきます。そして靴跡も結構残ります。でも助けてもらっている患者や家族はそれどころじゃないし「靴脱いで」なんてとても失礼で言える雰囲気ではありません。機敏な対応に患者は感謝ですね☆
土足生活だと掃除はどうするの?
家の床が全部フローリングやタイルだと拭き掃除もまだ楽ですが、
カーペットになっていると掃除方法を変えなくてはいけないからこれまた大変。
掃除機のようなカーペットクリーナーも電気屋さんや大きな日用品のお店で種類豊富に売られています!
電気屋さんに掃除機を買いに行った時に、間違ってカーペット用掃除機を買いそうになるぐらい見た目が似ていました。
我が家はやっぱり靴を脱いでの生活スタイルが好きです。
以上、土足あるあるについてでした!