アメリカ入国を無事に済ませ、晴れて異国の地で新しい生活がスタート!
長期滞在の方はビザ申請手続きや面接、渡航前のESTA登録、そして何より準備で大変だったけど、やっと解放される時☆
アメリカの景色を眺めながら「来たんだな~。」とボーっとしたいですね♪
“到着後は時差ボケもありゆっくりしたい”ですが、手続き関係が待ってくれません。いや、
待ってはくれるんですが(待ってもいないかもしれませんが)、
到着後の勢いで、手続き関係をどんどん進めた方が後が断然楽です!
特に「運転免許証」は持っていると便利なので取れる方は早いうちに取得しましょう!私は運転が苦手なこともあり今だに持っておらず、時折困っています。代わりにIDカードをやっと申請しました。
では、本題に入ります!
アメリカ到着後すぐに始めよう【6つの手続き】
※L2ビザ保有者としての実体験を基に記載しています!
※夫が先に駐在生活を始めていて、アパート・保険等の手続きはすでに終わっている状態です。
1つ目 I-94(出入国記録・滞在許可期間等)の確認
I-94って何?
●米国税関国境警備局(U.S. Customs and Border Protection)が管理している、米国の訪問者のための旅行記録(Travel Records for U.S. Visitors)のことです。
●一言で表すと、出入国滞在記録のことを指します。私は滞在許可証明のような感覚で捉えています。
●飛行機を使って入国する場合➡ 直接紙に記入し提出する必要がありません
なので、「こんなの登録したかな?何もしていない~!」と私は最初なったのですが、空港手続きを受けている間に自動的に登録されるようです。
どんな時に必要?
●公的手続きをする時には必ずと言っていいほど聞かれます!(SSN・運転免許・ID・銀行など)
自分のI-94はどうやって見つけるの?
●入国後2日以内に情報が公式サイトに反映されます。
●その公式サイトがこちら➡ I-94 Website
ステップ:
1 サイトのトップページにあるメニュー一覧に「GET MOST RECENT I-94」という項目があるので、選択。
↓
2 「Security Notification」という注意事項が書かれた案内が出てくるので読んで、了承するなら「CONSENT&CONTINUE」を選択。許可しないなら「DECLINE&EXIT」を選択して詳細には進まない。
↓
3 了承した後、「Enter Your Travel Info」というページが出ます。
名前・誕生日・パスポート番号・パスポート発行国の入力を行い、「NEXT」を選択。
↓
4 自分の記録が出てきます!
I-94の登録番号・最終入国日・ビザクラス・滞在許可期間を確認することが出来ます。また、過去の出入国記録も見ることができます。
↓
5 プリントアウトしておくと何かと便利ですよ!
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]ビザ入国する数年前に訪れた時の記録が載っていて思わず「すごいな」とつぶやきました☆[/word_balloon]
2つ目 在留届
日本総領事館の情報によると、
外国に3ヶ月以上滞在される方は、旅券法第16条により、在留届をその住所又は居所を管轄する在外公館に提出することが義務付けられております。
と定められています。
登録しておくと、何かあった時に連絡がつきやすくなることと、パスポート切り替えや、妊婦さん向けだと母子手帳をもらいたい時に在留届を出しているか確認されるので早いうちに行っておきましょう。
●「お住まいのエリア名+在留届」で検索すると公式サイトが出てくるはずです。
3つ目 SSN(社会保障番号)を申請
SSNについて
Social Security Number(ソーシャル セキュリティ ナンバー)という日本で言うとマイナンバーのような存在で、これが仕事をする人は必ず必要です!公的機関や病院利用時などでも良く聞かれます。
[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]人に番号を盗まれ不正利用されると、金銭面トラブルや身に覚えのないことに巻き込まれるから、「絶対に他人に教えてはいけない!」と日本に居た時の元アメリカ人同僚が教えてくれました。「全部暗記するか、普段はカードを財布に入れないで!」と念押し。アドバイスが有難かったです☆[/word_balloon]
日本でもマイナンバーの保管方法に気をつけましょうと言われているから、そんな感覚なのでしょうか。大切な番号をゲットするために、必要書類を集めて申請しに行きましょう!
但し、日本から来る全ての人が申請できるわけではないので注意しましょう。基本的にはアメリカで労働許可が下りている人が申請できます。私の場合はL-2ビザ(同行家族ビザ)を所持しているので申請が出来ました。
申請時に持って行った書類(L2ビザ保有者の場合)
・パスポート
・ビザ
・戸籍謄本の原本(日本語のみしか持っていなかったのですが、オフィスで英訳対応してくれました。)(翻訳を付けておくと親切です)
・I-94(出入国記録の書類)
・SS-5 申請用紙(私は当日オフィスでの待ち時間で記入しました)
※必要書類がビザのステータスによって違うので、必ず調べてからオフィスに向かってくださいね!
どこで申請するのか
社会保障事務所(Social Security Administration)が各地にあるので、書類を持参して行きます。
申請料はかかりませんでした。
手続き後は2週間弱で紙のカードが手元に届きました。
4つ目 携帯・スマートフォン
家族や勤務先とのやり取り、学校や外出先、契約時に何かと必要な携帯番号。
契約方法としては、携帯会社とのプラン契約もしくはプリペイド契約があります。日本から持参した携帯・スマートフォンで契約ができると使用料のみ支払いで済むのでいいですね!
私の上手くいかなかったSIMフリー契約
●日本で使っていたAQUOSのスマートフォン。SIMフリー契約をしていたので「アメリカに来たら使うぞ!」と気合を密かに入れていたのですが、どの契約会社とも対応しておらず断念しました。iphoneだと、きっとできるんだろうな~。
ということで、当分の間はプリペイド式携帯を使いました。(ちなみにAT&T会社のもの)
●Target(日用品店・なんでも屋さん)で、パカパカ携帯本体とSIMを購入し、セッティングしたらもう使えます!スマートフォンが良い方はそれも売られていますよ!私は電話とテキストさえできれば良かったので安価におさえました。
●Target, Walmart, Best Buy などに行けば携帯コーナーの近くに陳列されていますよ!
Wifiを活用しよう
家にWifiがあるので、在宅時のみオンライン利用して、外出時はプリペイド携帯を活用しました。外でもWifi提供がある所では持参したスマートフォンを繋いで使っていますが、公共Wifiなのでカード番号登録などは一応しないようにしています。
契約会社
【以下の3社が携帯サービスの大手です】
・Verizon
・AT&T
・T-Mobile
Verizonは月額費用も高めですが、どこでも繋がりやすいようです。3社の中ではT-Mobileが一番お手頃かもしれません。
自宅のWifi契約をX-finityと結んでいるなら、携帯サービスもお得に申し込むことが出来るので、X-finityも個人的にはおすすめです!
5つ目 運転免許証もしくはID
「運転免許証」か「ID=身分証明書証」をアメリカで発行しておくと、お酒をレストランで飲むとき、買う時、銀行口座を作る時、引っ越しして契約を結ぶ時などに役に立ちます。
銀行に行った時の話
「夫婦で一つのジョイント口座を開いて、自分のデビットカードをもらうぞ!」と銀行を訪れた時に、運転免許証の提示か写真付き身分証明証を求められました。持っていなかったので、パスポートや国際免許証を提示しましたがそれでは意味がないようで、アメリカで発行された物が必要とのこと。「ありません」と伝えると、「自宅に送られた私宛の郵送書類はあるか?」と聞かれました。それがあると住所証明となり次のステップへと進めるとのこと。当時は何もなかったので、用意して出直しますと銀行を出ました。
銀行に寄るのかもしれませんが、身分証明が出来るカードの有難みを実感した最初の出来事でした。
●運転されない場合は、ID申請だけでも出来るので早めに取っておくと生活をよりスムーズに送ることができますよ!
●DMV(Department of Motor Vehicles)オフィスで申請することが出来ます。これも各地にあるのでお住まいの地域のホームページをチェックしてみてください☆
ペーパードライバーさんへのメッセージ
私はもともと「運転が苦手×私専用マイカー無し」だったので、アメリカ到着後は国際免許を使い運転練習から始めていました。コロナで外出を控えるようになり、出かけるときは夫と一緒なので運転要らずで結局ズルズルと今も取らずに生活しています(^-^; たま~にしか運転しないと緊張も取れないし慣れないので、日本でペーパードライバーの方は是非練習を日本かアメリカで頻繁にするのがオススメです!アメリカの場合は、いきなり公道での練習です!
6つ目 銀行
自分用の口座、夫婦で一緒に使うジョイント口座を作ることが出来ます。そしてデビットカードが使えるようになります。
口座があると日本からの送金・日本への送金が可能となり、スーパーやカフェ、洋服屋さん等で自分のデビットカードを使って支払えるようになるので是非作りたいですね。
5つ目の項目で述べたように、アメリカで発行された身分証明書がないとなかなか受け付けてもらいにくいので、安全策は先にDMVオフィスに行って、免許証か身分証明証を作ることです!
口座の種類
●Checking Account(出し入れを頻繁に行う一般的な口座)
●Saving Account(ある程度のまとまった額を入れて置いておくと利息がつく口座)
それぞれ、各銀行が定める最低貯金額を下回っていると月額維持費がかかるので、口座開設の際はその点もチェック!
また、上記の2口座を一緒に作るとお得なプランがあったり、ボーナスがもらえたり、大学などに通っている方は学生プランが使えたりするので、プラン比べをすると良い発見があると思います(*^^*)
以上、アメリカ到着後に行う手続き!6つ紹介!についてでした。
おさらい:
1つ目:I-94の確認
2つ目:在留届
3つ目:SSN
4つ目:携帯・スマートフォン
5つ目:運転免許証もしくはID
6つ目:銀行
最後にアパート契約に関して。契約自体は既に結ばれていたので、私が一緒に住みだしたことを事務所に伝え必要書類に追加記入のみで済みました。
お子さんがいらっしゃるご家庭だと、学校手続き等がプラスされるので実際に行っている方々、尊敬しています!!!