アメリカ・カリフォルニア州・ベイエリアの妊婦記録②【スクリーニングテスト1/2回目】

妊娠・子育て
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アメリカで初産を迎えようとしている筆者の経験内容を綴ったもので、無事にお産が出来れば秋に誕生予定です!
前回は、妊婦記録①ということでアメリカの初診事情や検診内容について触れました。

前回の記事はこちら「妊婦記録① 」からどうぞ!

今回は前回先生から案内があった、Screening Testについての実体験をまとめています。

アメリカのベイエリアの妊婦記録②

スクリーニングテストのプログラムについて

カリフォルニア州が案内しているパンフレットを最初の妊婦検診でもらいます。ダウンシンドローム、トリソミー18や13、神経系や内臓系の発育に異常がないか等を調べる検査で、通常2回来院で完了します。

あくまでもRisk Assessmentなので、
100%確実に陰性・陽性という保証は誕生するまで確実ではないですが、
それぞれの検査結果の確立が高いであろうということがこの検査で分かります。

妊婦のスクリーニングテストの流れ

検査場所について
病院によっては同じ所で対応していることもあるようですが、私のケースでは
通っている妊婦検診のクリニックではなく専門機関に出向き検査をしてもらいます先生から行く先は紹介してもらいました。

全体の流れ
●妊娠初期である10週0日~13週6日の間に、初めの血液サンプル採取があります。
(私の場合は、初診時に10週を越えていたので血液採取も同日でクリニックで行われました。)

●妊娠11週2日~14週2日の間に、専門機関でエコー検査をして赤ちゃんの首の後ろ部分にある液体量の幅を測ります。これでダウンシンドロームやトリソミー18の可能性があるかどうかを見極める材料になるようです。
このエコーは専門のトレーニングを受けた技師さんや先生しかできません。)

●妊娠中期に入った15週~20週の間に、2回目の血液サンプル採取があります。これを1回目に採ったサンプルと比べて血液検査結果が出されます。ダウンシンドローム、トリソミー18、神経系、SLOSというシンドロームの診断に使われます。
(検診で通っているクリニックで血液サンプル採取はありました。)

●妊娠20週の時に2回目のエコー検査があります。ここで各臓器(脳や肝臓など見れるもすべて)の発達や、骨のチェックなどがあります。
(かなり細かく見てくれました!)

で、順調であればこのスクリーニングテストは完了です!もし、血液検査・エコーで異常が発見されればドクターから連絡があり、今後どのように進めていくかの話があります。

私の経験した流れ

診察時に検査を受ける決断を伝えると、担当ドクターから紹介状(Refference)を頂けるので指定された所へ電話で予約を取ります。

[word_balloon id=”3″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]我が家は携帯会社の電波の入りがとても悪いので、いつも電話時は途中で切れないかハラハラです(^-^;[/word_balloon]

11週以降で受けるエコー検査。私は12週目での予約が取れました。予約時には、先生から紹介してもらった旨を伝えるとスムーズに予約ができました。コロナが流行っているので検査を受ける人しか病院内に入れないことも伝えられました。「問診票がサイトにあるので事前に印刷して書き込んでおくと楽ですよ。」と教えてもらいました。4・5枚あったので、事前記入できてよかったです!書いていない場合は15分前に来てくれたらいいですよ☆とおっしゃってましたが、私はそんな時間で書ける自信はありません笑

検査当日

建物に入ると、「先に手を洗って、並ぶ。」というのがルールでした。全員手を洗ったか聞かれていました。到着後も追加の記入書類があり、エコー診断で全てが100%分かるわけではないことや、産まれてからbirth defect(赤ちゃんの発育異常)が発見されることもある等も書いてありました。あと、エコー写真を5ドルで携帯に送るよいう書類も。

えっ、それは無料でくれないんだ!
一人ツッコミしてました。

コロナの症状がないかも聞かれました。質問されYesNoで答えるスタイル。

妊婦さんがその時6人待っていて、なんだか嬉しかったです。いつもクリニックでは一人待ちだったので久しぶりに産科に来た感じがしました。

私の順番が来ました

尿検査があると思っていたのですがありませんでした。膀胱パンパンだったので上手くエコーできず、結局トイレに行って空っぽにする始末という少し恥ずかしい経験(^-^;

でも、毎回のエコーで空っぽにしとかないといけないわけでもないようです。ただパンパンに溜めないでおきましょう。見事に何も映りませんでした。

エコーはこの時点から経腹エコーでした!

私の赤ちゃんは寝転んでいて全く動かず「Comon’ baby! Come on! move over, move a little.」とお腹をぐりぐりマシーンで押しながら赤ちゃん動かそうとしてくれました。でも動かず、「Roll over, please.」と言われて、どう向きを変えればいいのか分からず、立ってしましました。「どっちでもいいの?」と寝返りを打って、両サイドに動いたら赤ちゃんも動いてくれました。

脳が2つあって、手も足も2本ずつある。脳が見れたのがびっくり。そして心臓がドクドクしている様子が見れました。あくびをするかのように口も開けてました。技師さんはいたって冷静でしたが、私は感動してました。

 

終わると、「これからドクターを呼びまずね」と告げられました。
また予約日を20週で取る(もっと細かく内臓とか見ていく)ことも教えてくれました。私の場合はその頃に日本一時帰国を控えていたので19週後半で2回目エコーの予約を取りました。

ドクターからは、検査結果のサイズ?数字が低いから「今日の検査は問題なし!」と言われました。

OBドクターにも結果コピーを送ると言ってくれ、日本に帰ることを知ると「今コロナなのに帰れるの?入国受け入れてるの?」と。
説明すると、「であればワクチン打っとき!」
妊婦も打っていいんですか?と聞くと、
「この技師さんに聞いてみて♪」と。

彼女は今妊娠32週で、18週の時にワクチン接種したそうです!

妊婦にも安全だよ!と言ってました。

帰りにカウンターで予約のconfirmation formは必要ですか?と聞かれたのが聞き取れず、再確認。スケジュール帳にメモを取っていたので、大丈夫と言って、無事に終わりました。

12週の赤ちゃんの見た目はまさしく宇宙人!大きくなった様子に感動でした!!!

終了後には、さっそく写真を送ってくれて、夫と写真を見て「まが玉みたいだったのに大きくなったね~!」と成長を感じていました。

帰りはお寿司を食べに行き、生ものは食べれないから私は火の通った物を食べて、帰宅。

まだつわりはあります。炭酸水などスッキリとした飲み物が欠かせません。そして揚げ物は受け付けていないです。

以上が、スクリーニングテスト1回目についてです。

最後までお読み頂きありがとうございました!次回は妊婦検診についての記事です☆

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