バイリンガル教育【英語と日本語どちらに力を入れるべき】

英語教育&遊び
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バイリンガル教育

 

アメリカに住んでいて子供の言語に関してよく頂くアドバイス

 

英語は後からついてくるから今は日本語だけ教えているといいよ。」

大きくなったら日本語は忘れてくるから今のうちから日本語に力を入れている方がいいよ。」

週一の補習校だけじゃ絶対日本語は抜けてくるよ。絶対でなくともほとんど。」

「日本語を維持している子ももちろんいるけどサポートめっちゃ大変だよ~。」

日本語も大事だけど外に出たら英語スペイン語だから分からないのもかわいそうになるよね~。」

「保育園や幼稚園に行ったら英語に慣れていって気が付いたら親よりペラペラだよ!」

 

などと親同士の会話であがってきたりします。

 

私はどの意見も経験してきた方達の言葉で説得力があり「じゃぁ、自分はどのように育てていきたいんだろうか?」と考えまだ悩みながら日々を送っています。

 

ちなみに皆さんはどうですか?

 

話す言語の比率をどうするか

アメリカ在住の場合

●家では今は子供に日本語だけ教えること

●英語は後からでも(子供が勝手に)学校で教わり刺激を受けて話すようになる

●大きくなってきたら日本語を忘れられてしまう

●日本語を維持させるのは親のサポートがかなりいる

●その国の言語を知らないのもかわいそうだしな~

 

というやりとりをシェアしました。

 

アメリカに住んでいる家庭の場合は、

子供が保育園や幼稚園に進むまで&進学してからも家庭では親のネイティブ言語で会話することを奨められています。

最近保育園探しを始めたのですが、保育園の方達も「家庭では日本語でぜひ話しかけてあげてください!子供たちは慣れるの早いですよ~!分からないまま入学しても今はまだ大丈夫です!」とおっしゃっていました。

 

我が家ケース

今はほぼ100%日本語でも良いとのことですが、我が家では誕生後これまでに7割~8割日本語、2割~3割英語の会話をしてきました。息子は日本語だと文章を現在形・過去形・未来形を交えながら話すようになってきていますが、英語だとほぼ単語だけや、現在形の文章が出来たりできなかったりな感じです。一歩外に出ると英語かスペイン語の環境で少しでもコミュニケーションが取れる方が彼にとっていいかなと思い続けてきました。今のところはこれでよかったけど、数年後この選択を後悔するのかな(^-^; いや、しないようにサポート頑張ります!

 

耳だけでも慣れてもらえればと思い、スペイン語・フランス語・中国語の動画や音楽も活用しています。

 

日本に在住の場合

親が英語のネイティブスピーカーである

アメリカ在住の日本人家族のような感覚になるのでしょうか。ほぼ100%英語で話しかけているといいですよ!と保育園探しの時に案内があるのでしょうか。

日本語を話す親の場合

まず、日本語を話すことは大前提であって、むしろ意識することなく日本語を話して子供を育てていくと思います。

英語や他の言語はいわばオプションであってどっちかをしっかり教えないと~!という概念とは少し異なるのでは?と個人的に思います。

 

「これからは英語が話せてなんぼ!」

と考える親御さんも増えているのも実情ですが、

幼児期から力を入れる組、本人がしたくなったら組、大きくなってからでも本気出せば身につくからよし組と英語習得に関して様々な考えがあると思います。

 

自分が日本に居たらどうするのか

英語も日本語と同じようにインプット

自分の子に積極的に英語を教えたい(親目線)

その理由:

1,自分が英語を使って人とミュニケーションを取れた時にとても嬉しかったから

2,発音がネイティブでなくても分かろうとしてくれた方達がいたから(日本・バンクーバー)

3,中学の頃、英語の百字帳的なものを先生に提出してシールをもらえたことが嬉しかったから

4,その時に世界の国旗を貼ってもらって、日本以外にこんな国があるんだ~と関心を持ったから

5,筆記体が書けるようになって読めるものが増えたから

6,留学・ワーホリをして英語が話せると世界が広がると実感したから

7,留学・ワーホリ経験、今アメリカに住んでいて、英語は話せてなんぼだなと実感しているから

 

英語を子供に赤ちゃんの時から吸収してほしい(元英語教師目線)

その理由:

1,赤ちゃん・幼児は無敵です!

息子に一つの中国語の動物の単語の動画を赤ちゃんの時(動画見出してから)ほぼ毎日かけていたら、ある時発話しました!親も発音できない言葉をなんとなく言って「この子は天才かぁ~!」と親バカのやつです。その時からもし中国語の先生のレッスンを受けていたら今頃数語話せていたのだろうな。

どの言語にも執着がないのでありのままを受け入れることが出来ます。

2,日本語がでないのでは?と考えすぎず始めるといい

さまざまな意見が飛び交っていますが、日本に住んでいる限りはインターに通わせる等なければ日本語のインプットが必ず多くなるので両方教えていていいのではと私は思います。日本語の発語が遅くなる等の懸念もありますが、我が家の場合は「くま・bear」「これはくまだね。」「This is a bear.」「これは日本語だとくま、英語だとbearっていうんだね~。」「This is called くま in Japanese, in English? It’s bear.」ってな感じで話しかけて、両方とも今は理解しています。

3,アルファベット3歳手前でだいぶ歌えるようになります。

赤ちゃんの頃からしつこく楽しく歌ったり見せたり踊ったり、体やおもちゃで字を作ったりし続けたら強制しなくとも自分から口ずさむようになり、文字を作るようになり、3歳になった今はPRESCHOOLの読みは出来ませんが、「P,R,E,S,C,H,O,O,L」と読みました!私もびっくりです!うちはひらがな・カタカナの表を見せるのが遅かったので最近ひらがなを覚えだしたところです。

4,小学生から英語始まっていますよね?むしろ幼稚園

学校での英語スタートを待っていると乗り遅れるかも。たくさんの新しいことへの挑戦が始まるのが恐らく小学1年生。勉強だぁ~宿題だぁ~多いよ、疲れたよ、遊びたい、眠たい、テレビ見たい、などと様々な感情も生まれてきます。その時に少しでも自分にとってやりやすいものがあると取り組み方もより積極的になるのではと考えます。算数・国語・社会・理科・英語・音楽・図工・体育等どの教科においても自分の興味のあるもの、楽しいと思えるもの、達成感を感じるものに自然と力が入ると思いますが、英語を勉強でクラスのスピードについていくのではなく、できる!できた!の感覚に持っていってあげることでゆくゆくの本格的な学びに生かされるかと思います。

 

と長々と綴ってしまいましが、バイリンガル教育私は賛成派で~す!

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